BackBoard Contest 結果発表
第1位 ENTRY NO.01
福岡県立八幡中央高等学校 緑ブロック
総得点 | 75点(80点満点) |
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構成力 |
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技術力 | 37点 ・「見る人全員を感動させたい」を目標に定着まで仕上げたリーダーの思いの強さ。頑張って仕上げた方、パネルを操ったみなさんの思いが伝わる、魂がこもった作品です。社会人になって仕事をする時にも「見る人全員を感動させたい」を目標にすると自分の力を超えたエネルギーが湧いてくるので、この作品を作った時に感じたことをいつまでも大切にしてください。(梶原) ・バックボードは応援のシンボル。応援演技の中でそのシンボルと人が一体化してより大きな効果をあげたであろうことが写真からも充分伝わってきます。素晴らしい!(武永) ・人と画面を融合させた表現は秀逸です。絵の表現もクローズアップして、与一と扇を印象深く表現されている。矢が飛ぶ動的表現を、パネルパフォーマンスで表現したのはとても良いアイデアだったと思う。写真からでも躍動感が伝わってくる作品である。(山田) |
第2位 ENTRY NO.27
佐賀県立有田工業高等学校 デザイン科
総得点 | 72点(80点満点) |
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構成力 |
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技術力 | 36点
・バックボードに大型スクリーンのような動きを考え、変化するアイデアを実現させ、違和感なく自然に仕上がっていることに、生徒全体の技術力のレベルの高さを感じる。(梶原) ・アイデアを形にする際に技量的に劣っていたり、本筋ではない部分に過度に力が入っていたりするケースがあります。いわゆるアイデア倒れというやつですが、今作はそのバランスがたいへんいい!文句無しに今年度のベスト3に押したいと思います。(武永) ・アメコミ風にかかれた絵の表現は細部まで丁寧に描かれているのが分ります。色合いのバランスも良く考えられており制服から戦士へ変わる場面転換がスムーズだったと推察する。場面転換によって鋭い刃が現れる瞬間が目に浮かぶ。(山田) |
第3位 ENTRY NO.10
九州産業大学付属九州高等学校 黄ブロック
総得点 | 71点(80点満点) |
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構成力 |
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技術力 | 36点
・まず最初に目に止まった作品がこれ!構図は静的なんだけど自然と内側から力が湧き出てくるような絵柄。 迦楼羅天という圧倒的に異形のモチーフを選んだところがポイントですね。 着想から仕上げまで描きたいイメージがぶれてないところや像を取り巻く空間から背景への繋がりもしっかりと描かれているところに制作者の思い入れと画力を感じました。(平松) |
その他審査員の先生の印象に残った作品(寸評)
ENTRY NO.13
福岡県立柏陵高等学校 赤ブロック
赤い色と叫ぶ表情が合って効果的ですね。もうこの顔つきだけで票を入れました! 「行けー、ガオー」って雄叫びが聞こえてきそう。目の表現が特に素晴らしい。 応援用にこれ以上ピッタリくる顔はないかもしれない...と思えるくらい。 難を言えば逆に他の動物達の存在感が薄く感じるのと文字が把握しにくい。少し凝り過ぎたかな... (平松)
ENTRY NO.22
佐賀県立佐賀北高等学校 青団(3年生)
クジラの持つ圧倒的な存在感が存分に描かれている。 胴で切ったトリミングも効果的です。怒濤という言葉の力と相まって この作品の前で戦う青団の選手は心強く、負ける気がしないでしょうね。 小さな作品でも水中の様子を描くのは難しいのですがこんな特大サイズなのにしっかりと表現されている。 直接描いてる人と、画面を離れて全体を見ながら指示する人の連係が上手くいったのでしょう。 (平松)
お詫び
Judge 審査いただいた先生方
梶原道生かじわら みちお さん
アートディレクター
カジワラブランディング株式会社 代表
福岡市在住。大分県日田市生まれ。九州デザイナー学院、アンテナグラフィックアーツ、仲畑広告制作所、広告研究所を経て独立。カジグラ設立。現在は、カジワラブランディングと建築、webチームのシェアオフィスY-SHAREを運営。企業やショップ、商品のリ・ブランディングを手がける。クライアントとの対話を重視し、作り手と使い手の関係性を近くするデザインを開発。九州ADCの代表になり九州のクリエイターの信用向上を目的に行動している。
武永 茂久たけなが しげひさ さん
グラフィックデザイナー
武永デザイン事務所 代表
1962年熊本生まれ。1985年愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻卒業。
片岡脩氏(東京)、平松聖悟氏(福岡)主宰の事務所を経て、1998年武永デザイン事務所設立。グラフィックを主体としたコミュニケーションデザインの立場から企業や店鋪、商品のブランディング、デザインプロデュースのほか、デザインを通しての地方創生、教育、啓発活動にも従事。
(公社)日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)本部運営委員(九州ブロック代表)/NPO・FUKUOKAデザインリーグ 副理事長/福岡県産業デザイン協議会 企画専門委員(06〜09副会長)/
(社)福岡デザインアクション(FUDA)理事/福岡デザイン専門学校 主任講師/大阪芸術大学 非常勤講師
賞歴:ラハチポスタービエンナーレ・韓国インターナショナルポスタービエンナーレ・東京ADC賞・k-adc・JR東日本ポスターグランプリ・九州グラフィックデザイン展・福岡広告会賞等、入賞、入選など。
平松 宇造ひらまつ うぞう さん
造形・美術家
1954年 岡山県生まれ
1972年 岡山県立岡山工業高等学校工業デザイン科卒業
広告プロダクション勤務を経てイラストレーターとして独立
後年、画家に転向、個展での発表を中心にホテル客室の絵画やマンションエントランスの壁画制作、ペインティングライブ等、様々なジャンルで表現活動を行っている。他にドリッピングガラスプレート「Beyond Scape」二次元螺旋をテーマにした銀線によるオブジェ、アクセサリー「HELIXY」を展開している。
2013〜2016年 花をテーマに禅寺、節信院(福岡市)にて個展を開催。
2017年 ドローイングをメインとした個展「言花」を開催
2017年 即興によるドローイングを収めたDVD「UZO DRAW」がリリースされる。
ウェブサイト http://www.uzo-art.com/
インスタグラム(フォロワー数33,000人) https://instagram.com/uzo_hiramatsu/
山田 祐照やまだ ひろあき さん
クリエイティブディレクター
株式会社 ノムラデュオ
取締役 統括クリエイティブディレクター
日本空間デザイン協会理事
日本ビジュアルマーチャンダイジング協会理事
1956年秋田生まれ。東北工業大学工学部工業意匠学科卒業。
株式会社商工美術を経て株式会社ノムラデュオに入社。 ディスプレイデザイン・空間デザイン・プロダクトデザインと、
幅広くデザイン・ディレクションを手掛けている。
現在は、空間活性化事業に従事し、環境演出のデザインワーク を中心に活動している。
人々の笑顔のために、ディスプレイという空間増幅装置を駆使し、 あらゆる空間や環境に揚力を送り続けている。
銀座和光・京橋ブリヂストンのショーウインドウで、ディスプ レイデザイン最優秀賞、他優秀賞、奨励賞多数受賞。
参加校
(各校数に限りがございますので、ご了承ください。)
福岡県立八幡中央高等学校 |
久留米市立南筑高等学校 |
福岡県公立古賀竟成館高等学校 |
福岡県立太宰府高等学校 |
九州産業大学付属九州高等学校 |
福岡県立柏陵高等学校 |
福岡県立早良高等学校 |
福岡県立稲築志耕館高等学校 |
佐賀県立佐賀北高等学校 |
長崎県立島原工業高等学校 |
宮崎県立佐土原高等学校 |
佐賀県立有田工業高等学校 |