博報堂のクリエイティブスタイル終了!
FDSブログ10月度特別集中講座 博報堂のクリエイティブスタイル終了。
~価値の発見とコミュニケーション・デザイン~
(レポート) 田所恵介 (本校教員・デザイン思考、コミュニケーション論、コピーライティングなどが専門)
本校では、博報堂九州支社のご厚意により、「博報堂のクリエイティブスタイル」と題した集中講義を行いました。日本を代表する広告会社のクリエイティブスタイルが学べるまたとない機会とあって、受講する学生の眼差しも真剣そのもの。「価値の発見とコミュニケーションデザイン」というテーマで、10月3日、10日、31日の3日間にわたり、講義と課題のプレゼンテーションが行われました。
博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」をキーワードに、広告やプロモーションの現場において、ユーザーの共感を得る「価値」をどう発見していけばいいのか、わかりやすい事例をもとに解説していただきました。マス、Web、リアルを連動させた企画の相乗効果や、メディア特性によるコミュニケーション伝達の特性、オリジナルメディアをクリエイティブ視点から創出してしまう発想までを紹介していただきました。最終講義は、「福岡デザイン専門学校の志願者数を増やすアイデア」という課題に受講生全員が挑戦。当校で学ぶ学生の立場を超え、一人一人がクリエイターとして、「What to say(何を言えばいいのか) 」を考え、アウトプットにつなげました。
今回は、福岡大学 商学部ゼミ生との共同聴講と課題発表の取り組みも行われました。
チームで価値を創出するという観点から、講師陣も、ストラテジックプランニング・ディレクター、コピーライター、デザイナー、インタラクティブ・クリエイティブディレクターなど多岐にわたる博報堂九州支社のクリエイティブ講師陣を迎えることができました。博報堂の皆様には、貴重な機会をいただきましたことに御礼申し上げます。
【博報堂九州支社の講師の皆さん】
10月3日:「価値創造の視点」
九州支社長代理・テーマビジネス開発部長 松本裕介氏
MD局ストラテジックプランニングディレクター 田中卓氏
コピーライター 中村圭氏
10月10日:「価値をつくるコミュニケーション・ケーススタディ」
インタラクティブクリエイティブディレクター 正村堅太郎氏
デザイナー 谷川瑛一氏
デザイナー・プランナー 今林大造氏
10月31日:課題発表・上記の講師による課題講評