学校概要

一人ひとりと向き合う
デザイン教育を。
多種多様な価値観が交差する現代社会において、既成概念にとらわれず幅広い視野で物事を観察し判断すること、グローバルな視点で物事を考えることが重要になっています。
「デザインは加減です。」
双葉学園創立者である内田チサ先生が残された言葉です。足りないものをくわえ、余分なものを減らす。私たちはこの加減というバランス感覚を養うことこそデザインの本質だと考えます。
学生一人ひとりの潜在的な能力を見い出し、デザインを通して、社会の諸問題に立ち向かうための力を養い、人と社会をつなぐ、社会価値の創造を目指します。その実現に高い志をもち、挑戦し続け、創造的環境の場であることを大切にします。
期待する学生像
入学受入の基本方針
優れたデザイナーを志し、感性豊かな造形表現力を身につける意欲を有するものを受け入れます。
本校の教育方針における基本的な考え方は次のとおりです。
・幅広い視野で物事を観察し、学ぶ姿勢を持つ。
・豊かな感受性と柔軟な発想力を持つための努力を惜しまない。
・さまざまな立場の人と意見を交わし、お互いを尊重し協調する。
・デザインを通して、人と社会をつなぐ新しい価値の創造に意欲を持つ。

理事長あいさつ
「感性」「センス」「チャンス」
このクリエイティブの世界で、必要なものは、「感性」「センス」「チャンス」ではないでしょうか?聞くと難しいように感じるかもしれませんが、簡単に説明すると、まず「感性」。
これは、人は才能とか天性のものだとか思っているようですが、簡単にいうと「感じる力」です。光を感じる力、色を感じる力、甘さを感じる力、綺麗な音を感じる力、暖かさを感じる力、香りを感じる力、それと過去の人の言葉を感じる力。この感じる力は、好き嫌いによって強弱が分かれてきます。好きなものには、こだわりが生まれ、嫌いなものには、蓋がされていきます。「好きなもの」への「こだわり」、これが感性が高いと言われる元ではないでしょうか?「こだわり」がさらに深まった時、多分「才能」に変わるのだと思います。
次に「センス」。これも天性のものと思われがちですが、違います。「センス」とは「選ぶ力」ではないでしょうか?前に述べた「こだわり」が生まれた時、一気に選ぶ対象が拡がります。その中から、ものやことの本質を感じ取り選ぶ力、最善と思われるものを探し出し、決定する力。それが「センス」なのだと思います。それが積み重ねられた時、「センス」がいいと言われるのではないでしょうか。
「チャンス」。クリエイティブな事やものを創るときには、どうしても必要なことがあります。
能力、時間、コスト、時期(時代)、ニーズ、そして予感。どれもが同時に揃うのは稀です。これが揃うと「チャンス」と言います。これが揃うのを待つには、忍耐が必要です。耐える時間であったり、心の圧迫を受けたり。様々な苦しいことが起こります。必要なことは、「あきらめない」ことです。それは、一人で耐えることを言っているのではありません。コミュニケーションを使ったり、方法を探るということです。「あきらめない」ことを続ける人は強い。それは、あまりにも周りは、簡単にあきらめているからです。
この学校は、この三つのことを提供できる場として在りたいと思っています。
そして、訪れる学生の、心の出発点となりたいと考えています。
理事長 伊場 芳朗
美術家。多摩美術大学、美術学部絵画科卒。美術研究所画塾主任、九州産業大学非常勤講師等を経て、1996年福岡デザイン専門学校創立に参加。主に基礎造形、表現技法を中心に指導。個展や企画展参加を中心に作家活動。NPO法人FUKUOKAデザインリーグ理事。日韓現代絵画協会会員。

学校長あいさつ
デザインを学べば、
毎日が楽しく動き出す
デザインは考えることが大切です。しかし楽しむことも、もっと大切です。表現すること、絵を描くことが好きな皆さんは、今まで自由にアイデアを出して日常の中でちょっとしたデザインの工夫を取り入れてきた事と思います。部屋のレイアウトを変えたり、お気に入りのポスターを飾ったりと・・・
自由にアイデアを出して、試してみることで新しい発見にもつながります。
また、友達や仲間とアートや制作をコミュニケーションをとりながらアイデアを出し合うと、刺激を受け、楽しく素敵な作品が生まれるかもしれません。デザインは身近なものであり、誰でも楽しむことができるものです。
その中で、「デザインの力」は色、形、フォント、レイアウトなどで感情や効果を引き起こすこともできます。
明るい色は活気や楽しさを、落ち着いた色は安心感を与えます。効果的なデザインは、メッセージを明確にし、見る人に理解しやすくなります。
特にインフォグラフィックやプレゼンテーションデザインは、複雑な情報を簡潔に伝えるのに「デザインの力」が役に立ちます。
楽しむことを忘れない! デザインの可能性は無限です!
福岡デザイン専門学校では、デザインの基礎から、感性・思考・造形・表現などのデザインの土台をしっかりと身につける教育を行い、どの世界にも生かすことのできるデザイナーを目指します。
学校長 西畑 晴美
九州産業大学芸術学部卒。グラフィックデザイナー/ラッピングコーディネーター/大手シューズメーカーの商品開発部でマーケティング· 素材開発· デザイン· 商品試作を手がける、その後本校勤務。 学生と共に企業や食品メーカー、障害者施設等の商品パッケージを開発している。
理事長 | 伊場 芳朗 |
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理事 | 佐藤 俊郎 |
理事 | 鮎川 透 |
理事 | 田名部 徹朗 |
理事 | 田所 恵介 |
理事 | 篠田 正浩 |
監事 | 栗原 英雄 |
監事 | 平田 眞一 |

学校名 | 学校法人双葉学園 福岡デザイン専門学校 |
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所在地 | 〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-10-10 |
海外提携校 | 国立彰化師範大學付属高級工業職業學校(台湾・彰化市) 華夏技術大学(台湾・台北市) |

創立者 初代理事長
内田 チサ(1907-1999)
杉野学園ドレスメーカー女学院を卒業後、服飾教育研究のために欧米に留学。1937年に双葉洋裁女塾を創立、1950年には双葉学園洋裁専門学院を創立し、学院長として教育にあたるなど一貫して服飾分野を歩き続けた。時代の変化の中で「これからはデザインが重要になってくる」と決意。1997年に91歳で学校法人双葉学園福岡デザイン専門学校を創立し、初代理事長に就任。夢のある個性的な教育を方針に掲げ、デザイナー育成に努めた。
The history沿革
1937 | 元理事長・内田チサにより「双葉洋裁女塾」を福岡市に創立 |
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1950 | 文部大臣認可を受け「財団法人 双葉洋裁専門学院」を設立 |
1960 | 福岡県知事の認可により「学校法人 双葉洋裁専門学校」を設立 |
1993 | 「学校法人 双葉学園」に名称変更 |
1997 | 福岡県知事の認可により「福岡デザイン専門学校」を設立 環境デザイン科・視覚情報デザイン科を設け、開校 |
2006 | 創立10周年を迎える |
2012 | 学科名を「クリエイティブデザイン科」に、「視覚情報デザイン系」、「立体空間デザイン系」に名称変更 「別科・総合デザイン研究科」を設置 |
2014 | 3年制「総合デザイン科」・4年制「高度総合デザイン科」・1年制「基礎デザイン科」を設置 「視覚情報デザインコース」、「立体空間デザインコース」に名称変更 |
2016 | 「職業実践専門課程認定学科取得校」に認定 創立20周年を迎える |
2017 | 1年制「基礎デザイン科」を改め、1年制「リカレントデザイン科」を設置 |
2021 | 創立25周年を迎える |
2023 | 3年制「総合デザイン科」を「クリエイティブデザイン学科」へ名称変更、 「リカレントデザイン科」を「イノベイティブデザイン学科」へ名称変更 |